故人のための葬儀
~流れを把握して故人の為にも後悔しないお見送りをしましょう~
ご臨終から収骨まで、非常に短い時間の中で多くの取決めをしなければいけないのが葬儀です。火葬式、直葬、1日葬、家族葬、一般葬、無宗教葬等、形式は多種多様でありますが、悲しみの中で冷静に金銭の判断をするのは難しいです。しかし、ご存命中に葬儀相談をされ、葬儀の流れを多少把握されておけば、臨終の際、 慌てて誤った判断を下す事を極力抑えられます。 満足なお見送りには、下記「葬儀の流れ」の注意事項を再確認する必要があり、心情的、精神的、金銭的な事前準備が不可欠です。葬儀の主役はご遺族であり、葬儀社はあくまでも葬儀のお手伝いをする脇役です。
ご臨終・お迎え
- 1
臨終を告げられたら、「火葬本舗」にご一報下さい。
電話番号: 0120-970-252 24時間/365日対応 - 2
病院で業者を紹介されたら「葬儀社は決めて有ります」と伝えて下さい。
- 3
突然死で警察が介入した場合、警察は一方的に専属の葬儀社を紹介しますが、ご遺族には断る権利があります。
「葬儀社は決めて有ります」と伝えて下さい。 - 4
お迎えにあたり、下記の内容を「火葬本舗」に伝えて下さい。
1.故人名 2.連絡者名 3.連絡者と故人の間柄 4.病院名 5.病室番号 6.ご希望のお迎えの時間 7.故人の自宅の住所 8.連絡者の電話番号 - 5
死亡診断書の内容の確認
確認内容: 死亡者名 (旧漢字・新字体)
生年月日
死亡日
死亡場所住所
死因
医師の印鑑・署名 - 6
お迎え・搬送に立会うご遺族の確認を事前に決定して下さい。
搬送・安置
- 1
安置先を生前に決めておいてください。
- 2
自宅安置希望
確認事項: 安置場所の確保(仏式に限って北枕が一般的)
夏場に限って冷房が必要かの有無
故人の搬入・搬出経路
近隣の弔問客への対応
通夜まで故人と付添可能か
自宅で納棺は可能か
葬儀打合せ
- 1
喪主の決定
- 2
式場(施行場所)の決定
- 3
葬儀の予算の決定
- 4
葬儀の規模の決定
家族葬か一般葬か
会葬者の人数の決定
会葬者への返礼品の決定
葬儀に伴う飲食の内容の決定 - 5
葬儀の形式の決定
火葬式(直葬)・1日葬・家族葬・一般葬のいずれかを決定 - 6
宗旨・宗派・その他形式の決定
仏式・神式・教会形式・無宗教形式のいずれかを決定
宗教者の決定
宗教者への謝礼(お布施)の額の決定 - 7
通夜・葬儀・火葬の日時の決定
- 8
供花・供物の決定
- 9
火葬場までの移動方法
納棺・湯灌・ラストメイク(死に化粧)
- 1
納棺に必要な副葬品の用意
火葬場の規定により副葬品として禁じられている物
-
ゴム製品(靴)
-
カーボン製品(釣竿)
-
ガラス・陶器類
-
貴金属類
-
通貨
-
大量の衣類・衣服 (背広・ドレス等故人愛用の1、2着なら可能)
-
大量のプラスチック製品 (眼鏡等は骨壺に納める)
-
厚みのある本・紙類(例:辞典)
水分を含む果物 例:スイカ・メロン
(少量・小さければ可能 例: リンゴ・ミカン)
-
- 2
ラストメイクをするにあたり故人の生前の写真の用意
通夜・告別式
- 1
親戚・会葬者への対応
- 2
宗教者の送り迎え
- 3
お布施の用意・支払い
- 4
食事・返礼品の準備・引渡し
- 5
戒名・法名の文字の確認
- 6
弔電の差出人の名前の確認
- 7
生花の順番・文字の確認
- 8
お香典・会葬者名簿の整理
仏式葬儀の流れ一例:
導師入場→開式の辞→読経→親族焼香→一般焼香→喪主挨拶→花入れ→釘打ち→ 導師・遺族退場→火葬場へ移動→火葬→収骨→お骨安置→終了
火葬(荼毘)・お骨上げ
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埋葬火葬許可書の文字の確認
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分骨の有無(分骨の場合、分骨証明証の手続)
初七日法要
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参列者人数の確認
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食事の数の確認
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宗教者が同席されるか確認
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初七日法要を執り行なう場所の確定
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法要の場所への移動手段
お骨の安置場所
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参列者人数の確認
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安置先の有無
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安置先の決定
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納骨までご遺骨を管理する人
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埋葬火葬許可書の管理
初めから流れを知っておけば、安心して本当に家族のためといえる葬儀が執り行えるでしょう。